公園とか緑とか

建通新聞：2014/6/19 静岡

　浜松市は、中心市街地の交通を円滑化に向け、国道１５２号中沢町―国道２５７号成子町間で交差点の平面横断化や道路改良、自転車通行帯など段階的な整備を計画。本年度は市役所前の交差点の平面横断化を秋口にも発注する。
　平面横断化は交通事故防止に向け、市役所前と連尺、伝馬町の３交差点で計画。いずれも現在は地下道以外の横断手段がなく、高齢者や障害者など交通弱者と自転車の利便性を考慮し、地下道の充てんや歩道区画線整備を予定。地下道は市役所前は併用し、連尺は撤去する。現在、警察との協議を進めており、本年度は市役所前、15年度に連尺の順で工事着手を見込む。伝馬町は、国道２５７号の成子交差点までの道路拡幅計画に合わせて計画していく。
　国道２５７号の道路拡幅は旅籠町交差点～成子町交差点までの延長約６００㍍を対象とし、本年度は用地買収を進めていく。現在、路線東側を中心に約50％の用地取得を済ませている。現行幅員４車線（幅員25㍍）は、両交差点に右折レーンを整備して５車線（幅員約30㍍）に拡げ、市街地におけるボトルネックの解消を図る。15年度から一部工事着手を見込む。
　国道１５２号中沢町―国道２５７号成子町区間
（約３㌔）では、誘導矢印の路面標示の設置や自転車と歩行者の安全な分離に向け、自転車通行帯の整備などを実施する。