水琴窟 @万葉の森

cho8

2010年10月27日 05:05

 天気が良かったので昼休みに万葉の森の「うけら」を見に行ったのだけど蝶果なしなので 水琴窟の写真を撮ってきた。

 この水琴窟は旧可美村の市川造園の大親方、市川一男氏に作っていただいた。水琴窟を作る場合、中に入れる大きな甕を探すのが大変だとおっしゃっていた。

 解説板、開園当初のサイン(看板類)はMy Original だったりして、表示部分は銅板のエッジング、木部は紅殻(ベンガラ)塗装。ただ、作っちゃってから分かったんだけど、ベンガラは万葉の時代よりもっと後に渡来していて、万葉なら「青丹よし(あをによし)」の『丹』、建物の柱などの朱色の「丹(に)」の方が相応しいということだった。ま 色目的にはベンガラの方が落ち着いてはいるけど。

 手水鉢から汲んだ水が、土中のカメの底の溜まり水に滴り落ち、その音がカメの中で反響する。水滴を程よくテチョンテチョンと落とす調整が難しい。それから、利用が多いとすぐ水が溜まっちゃうので、ちゃんと水抜きをするのが肝心である。・・・ただ 水琴窟は江戸時代以降のものだったりしる

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