2013年02月26日
原田橋 新橋は鋼製アーチ橋で架け替え
建通新聞 2013/2/25 静岡
橋桁を支持するケーブルが破断した原田橋(天竜区佐久間町)の架け替えについて検討を進めてきた浜松市は、新橋の構造を鋼製アーチ橋とすることを決めた。2013年度当初予算案に関連事業費約6億円を計上、橋台2基の設置と上部工に着手する。
国道473号原田橋は昨春、桁を支持するメーンケーブルの形状に変化が見つかったため車両の通行を一時全面通行止めにした。その後、一部に補強工事を施して片側交互通行で供用を再開、現在は仮橋として使用しているが恒常的な課題の解決とはなっていない。しかし同橋は、地域住民の生活に密着した道路でもあるため、抜本的な解決策として市は新橋の架設を決めた。
新橋の橋種類は鋼製アーチ橋。現在、長大(東京都中央区)で予備設計を進めている。今後、関係機関と協議を進める中で新橋の橋長や幅員、ルートなどを決める。また、橋台2基のうち1基分は12年度予算で製作する。このため、13年度予算は残る下部工1基と上部工、現原田橋の暫定活用管理経費などに充てる。国土交通省中部地方整備局などの技術支援や橋梁の専門家の意見を参考に架け替え事業を進めていく方針で14年度に上部工の工事を進め、15年度内の供用を目指す。
また、現在仮橋として使用している原田橋(1956年竣工、橋長138・6㍍、幅員5・5㍍)の、新橋完成後の取り扱いについては現時点で未定。
橋桁を支持するケーブルが破断した原田橋(天竜区佐久間町)の架け替えについて検討を進めてきた浜松市は、新橋の構造を鋼製アーチ橋とすることを決めた。2013年度当初予算案に関連事業費約6億円を計上、橋台2基の設置と上部工に着手する。
国道473号原田橋は昨春、桁を支持するメーンケーブルの形状に変化が見つかったため車両の通行を一時全面通行止めにした。その後、一部に補強工事を施して片側交互通行で供用を再開、現在は仮橋として使用しているが恒常的な課題の解決とはなっていない。しかし同橋は、地域住民の生活に密着した道路でもあるため、抜本的な解決策として市は新橋の架設を決めた。
新橋の橋種類は鋼製アーチ橋。現在、長大(東京都中央区)で予備設計を進めている。今後、関係機関と協議を進める中で新橋の橋長や幅員、ルートなどを決める。また、橋台2基のうち1基分は12年度予算で製作する。このため、13年度予算は残る下部工1基と上部工、現原田橋の暫定活用管理経費などに充てる。国土交通省中部地方整備局などの技術支援や橋梁の専門家の意見を参考に架け替え事業を進めていく方針で14年度に上部工の工事を進め、15年度内の供用を目指す。
また、現在仮橋として使用している原田橋(1956年竣工、橋長138・6㍍、幅員5・5㍍)の、新橋完成後の取り扱いについては現時点で未定。
Posted by cho8 at 13:00│Comments(0)
│杣人