2012年03月21日
「狩り部」
日本農業新聞ネットhttp://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=13241
異色サークル「狩り部」 狩猟 世に広めたい 東京農工大学
東京農工大学の農学系の学生を中心につくる「狩り部」は、鹿やイノシシなど野生鳥獣の狩猟を主とする全国でも異色のサークル活動を展開している。猟師の減少や農業被害の拡大を抱える中、鳥獣の適正な頭数管理のためにも狩猟を世に広めたいと、学生自らが免許を取得し猟に臨むなど実践色の強い活動を行う。
・免許取得、銃で捕獲も
「自分の食べ物を自分で捕ること自体が魅力。鳥猟が趣味だった祖父と共通の話題で盛り上がれるとは思わなかった」。同大学4年の石井宏章さん(22)は言う。
狩り部は石井さんのように狩猟に魅せられた若者が集まる。修士1年で部代表の星野莉紗さん(23)は「多くの人は普段の生活で狩猟という言葉に触れることさえないと思う。世の中に少しでも認知させたい」と目的を話す。
発足は2006年。学生らが大学の授業で北海道の猟区を訪れたことがきっかけだ。エゾシカを銃で捕らえ、さばいて食べるという狩猟の現実に衝撃を受け、狩猟をもっと学ぼうと学生有志約10人で設立した。当時のスローガンは「平均年齢20歳の狩猟者集団をつくろう」。免許が取得できる20歳になったらすぐに取得し、狩猟に出掛けようとの思いからだ。実際に部員2人は20歳で免許を取った。
現在は15人ほどが中心的に活動し、OBらメールを通じて会の活動に参加する人も含めれば約70人に上る。第一種銃猟免許を持つ学生は3人、わな猟免許を持つ人もいる。1月に第一種銃猟免許を取得した星野さん。近く部員とともに北海道を訪れ鹿猟デビューする予定だ。
部で頻繁に訪れる山梨県上野原市では、学生の1人が猟師グループで撃ち手として活動。他の部員は見学したり動物を追い詰める勢子(せこ)や解体作業を務めたりする。イノシシの侵入防止柵の設置を手伝うこともある。学園祭では鹿角でアクセサリーを作って販売するなど、肉や角などの資源の活用にも力を入れる。
「卒業後は行政関係に就職する学生も多い。狩猟の“理解者”が各方面に散らばることで、狩猟や野生動物の保護、管理に間接的にでも貢献できるのではないか」(星野さん)との狙いが狩り部にはある。ハンター志望者に向けた猟教教室を開きたいと、学生メンバーやOBらで話し合いも始めている。
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すごいな肉食系サークル。 なかなかハンティングして捌けないよね 。現代人の弱点。情けないけどちょっと無理..orz。。。
Posted by cho8 at 13:00│Comments(0)
│杣人