2010年06月12日
森づくりタウンミーティング
浜北文化センターで行われた「森づくりタウンミーティング」に行ってきた。

「森の力再生事業」の説明である。僕はNPO「杣人の会」にはいっているので知っていたが、一般の人は「何それ?」である。この事業は、「森林(もり)づくり県民税」という税金を使って、管理が放棄された人工林(スギ・ヒノキ林)を伐採して、雑木林に変えていこうというもの。その手法は相当外科手術的で、森林の約40%を目安に、まとまった面積を列状もしくは、群状に機械で木を切り倒していく。間伐ではなく伐採といった感じ。
この事業というか、今の森林の課題は、二つ、森林簿と食害である。
1.森林簿 まず公開されない。第3者が見れないためNPO等がこの事業に協力しようと思っても、森林の持ち主が分からない。さらに森林簿の更新が少なく、データが古いため、現状と合わない。事業を進めるためには、各森林組合に頼るだけではなく、まず、森林の検地を行い所有者とエリアの把握が必要である。
2.食害 食害については、NPO「杣人の会」の鈴木健一副会長による。鈴木副会長は4年前に森の力再生事業を行なったが、せっかく木を切っても、ニホンジカが、草木を食べつくしてしまい、未だ木が生えない状態とのこと。詳しくは、鈴木副会長が「浜松まちづくりセンター」の「まちづくり夜楽塾」で行なった講和『今、山で何が起こっているか!』~広く、静かに進行する食害~ また、「杣人の会」ブログ:「ニホンジカの食害で森林(生態系)が壊れる!」にて

「森の力再生事業」の説明である。僕はNPO「杣人の会」にはいっているので知っていたが、一般の人は「何それ?」である。この事業は、「森林(もり)づくり県民税」という税金を使って、管理が放棄された人工林(スギ・ヒノキ林)を伐採して、雑木林に変えていこうというもの。その手法は相当外科手術的で、森林の約40%を目安に、まとまった面積を列状もしくは、群状に機械で木を切り倒していく。間伐ではなく伐採といった感じ。
この事業というか、今の森林の課題は、二つ、森林簿と食害である。
1.森林簿 まず公開されない。第3者が見れないためNPO等がこの事業に協力しようと思っても、森林の持ち主が分からない。さらに森林簿の更新が少なく、データが古いため、現状と合わない。事業を進めるためには、各森林組合に頼るだけではなく、まず、森林の検地を行い所有者とエリアの把握が必要である。
2.食害 食害については、NPO「杣人の会」の鈴木健一副会長による。鈴木副会長は4年前に森の力再生事業を行なったが、せっかく木を切っても、ニホンジカが、草木を食べつくしてしまい、未だ木が生えない状態とのこと。詳しくは、鈴木副会長が「浜松まちづくりセンター」の「まちづくり夜楽塾」で行なった講和『今、山で何が起こっているか!』~広く、静かに進行する食害~ また、「杣人の会」ブログ:「ニホンジカの食害で森林(生態系)が壊れる!」にて
Posted by cho8 at 08:08│Comments(0)
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