浜松城一帯を中央公園に 検討会、年度内に基本構想
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浜松市は17日、第1回セントラルパーク構想検討会(会長・玉木利幸浜松市花みどり担当部長)を同市役所で開いた。浜松城公園一帯(約20ヘクタール規模)を政令市にふさわしい観光、歴史、文化、憩いの拠点に再整備する計画の基本構想を、本年度末までにとりまとめる。
市は10月、構想の提言業務について、世界で活躍する建築家、
安藤忠雄さんの安藤忠雄建築研究所(大阪府)と契約を結んだ。検討会は、同研究所の提言や市民の声を踏まえて基本構想をまとめる。市は来年6月ごろに市民フォーラムを開き、最終案を公表する予定。
検討会の初回は庁内委員の市幹部と、大学教授ら外部専門委員計約20人が出席。玉木会長は「市民が誇れるセントラルパークになるよう、100年先を見据えた計画にしたい」と方針を述べた。
事務局(市緑政課)は現状の課題について、浜松駅からの効果的な誘導▽公園の魅力創出▽城跡の景観創出▽広域防災拠点公園としての施設整備―などを挙げた。出席者の意見交換も行ったが、市は非公開にした。「内容は後日ホームページで公開する」としている。
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