2011年12月16日
県 堀留川の治水対策案まとめ 川幅広げ雨水貯留施設設置へ
静岡県は、都田川水系堀留川(ほりどめがわ)の治水対策として、現在の川幅30㍍を60㍍に拡幅するとともに、流域の公共施設に雨水貯留施設を設置する案を固めた。2012年1月にも地元関係者向けの地域懇談会を開いて事業の考え方を説明し、理解と協力を求めていく考え。堀留川は、浜松市南区東若林町の国道1号鎧橋付近を起点に、浜松市入野地区を東西に流れ、新川への合流点に至る延長約4000㍍の2級河川。高低差が少なく水の流れが悪い上、流域の急速な市街化が進展したため浸水被害が多発している。
そこで県は、「堀留川を考える住民会議」を設置し、考えられる河川改修の手法や事業期間、課題などについて流域住民と意見を交わすとともに、効果的・効率的な治水計画の検討を進めてきた。
県が考えている事業の内容は、新川合流部から蜆塚(しじみづか)排水路までの延長約2・3㌔の区間の川幅を、現在の30㍍から60㍍に広げ、流域内で雨水を貯留するための施設を学校の校庭などに設置するもの。
市街化調整区域内にある河川の両岸の民地を買収し、10年に1度の確率で発生する降雨に対応できる河道幅を確保しながら、下流から上流に向かって川幅を広げていく。合わせて、流域全体での対策として、公共用地などへ調整池や遊水地などを整備する。
12年1月に地域懇談会を開いて県の案を説明。事業への理解と協力を求めた上で、整備計画を策定する方針。(建通新聞2011/12/15)
◆堀留川を考える住民会議 http://wwwt.suac.ac.jp/~sd/horidomegawa/
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